今年のノーベル化学賞に日本人2名が受賞しました。
根岸英一・米パデュー大学特別教授(75)と鈴木章・北海
道大学名誉教授(80)。
改めて、日本の研究のレベルが、世界においても非常に高い
ことが実証された形になりました。
まだまだ、日本人も捨てたモンじゃないと私は強く感じた。
また、二人とも、受賞対象となった技術について特許を取得
していなかった。つまり、経済的メリットは考えなかったので
ある。根岸氏は「特許を取得しなければ、我々の成果を誰でも
気軽に使えるからと考え、半ば意識的にした」と述べた。
このような立派な研究者達を、日本は今後も育てていかなくては
ならないわけで、そうした意味でも研究・開発の予算を十分に
与えなければ、良い研究は出来ない。資源の無い日本では、この
研究・開発が生命線なのだから。
日本の将来を考えれば、研究・開発に十分な予算をとって挙げて
欲しいものである。