都道府県別の平均寿命は初めて男女そろって長野がトップとなった。長野県の平均寿命は男性が80,88歳(全国平均79,59歳)、女性が87,18歳(全国平均86,35歳)でともに全国1位となったことが、この程厚生労働省が発表した2010年都道府県別生命表で分かった。
1965(昭和40)年から5年ごとに調査しており、今回が10回目。長野の男性は1990年以来5回連続、女性は初めて1位となった。ちなみに調査が開始された1965年の県内平均寿命は、男性が68,45歳、女性が72,81歳でこの時の順位は、男性が9位、女性が26位だった。45年前と比べて男性では12,43歳、女性では14,37歳平均寿命が延びた事になります。特に男性が80歳を越した事は、感慨深いものがあります。
長野が男女ともトップに立った要因について、厚生労働省は「長野は公衆衛生の先進県の一つ。これまでの熱心な取り組みが形で表れているのだろう」と説明した。たぶん私が想像するに、80歳で20本以上自分の歯がある人の数も、全国の中でも長野県は男女とも非常に高いのではないかと考えています。お口の健康の普及と言う観点からも、こうしたデーターを集計してみても良いかも知れません。
長寿先進県長野、何歳になっても美味しく食事が食べられるよう貢献して行く事は、我々歯科医師にとっての責務であると強く感じました。