5月も下旬となり、初夏のような暑さが続いていますが皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
お陰様で、インディアナ大学 歯学部 客員研究員になることが出来ました。このため、渡米し5月22日~25日まで同大学において研修視察を行って来ましたのでご報告します。インディアナ大学は、アメリカ合衆国中西部にあるインディアナポリスという都市にあります。日本からの直行便は無いため、まず成田空港からシカゴ・オヘア国際空港に行き(所要時間:12時間)、ここでアメリカン航空の国内線に乗り換えてインディアナポリス国際空港に到着しました(所要時間:2時間)。時差は13時間あり、日本の方が時計の針が進んでいます。日本が正午の時、インディアナポリスは前日の午後11時となります。
大学では、Vanchit John 教授、David B.burr 教授からレクチャーを受けました。日本から留学されている先生方にはケースプレゼンテーションと大学内(IUPUI)の案内をして頂けました。日本からはるばる来たということで、皆さん歓迎してくれました。IUPUIには、歯学部・医学部・がん拠点病院・子供病院・シュミレーションセンターなどの施設が全部入っているため、広大な敷地となっています。これらの施設間はとても徒歩では移動出来ないため、モノレールが走っていて病院職員や患者さんはこれに乗っての移動となります。大学の敷地に、モノレールが走っている、日本ではとても想像出来なかったことです。スケールの大きさに圧倒されました。臨床においては、IUPUIではシュミレーションが特に重要と考えています。このため、トレーニングするシュミレーションセンターがあり、施設が充実していると言うことに驚かされました。
客員研究員として、ようやくスタートラインに立ったばかりです。ゴールは全く見えません。アメリカ、日本のそれぞれの臨床における長所を取り入れていきたいと考えています。特に、骨の再生医療については最も勉強していきたい分野の一つです。どうすれば骨吸収を抑制することが出来るのか?確実に予知性の高い骨を造るには何が一番よいのか?わたしは知りたい!! これからも、日々精進し努力していきたい。