3月に入り、日差しも日を追うごとに濃くなり、春の訪れを感ずる今日この頃です。皆さんお元気にお過ごしでしょうか?私はと言いますと、2月は学会が重ねり、各週で週末は東京でした。そして今年も4月9(土)・10日(日)と私が客員講師を務めているインディアナ大学(米国:インディアナポリス)からの依頼により、グアム大学への出張と相変わらず忙しい日々となりそうです。
国民生活センターから、最近子供の歯ブラシによる事故が増加しているとの通達がありましたのでお知らせいたします。
むし歯予防のため、歯磨きは大切な生活習慣の一つです。乳幼児期から歯ブラシに慣れるために、専用のハブラシを使用して歯磨きを始めさせる保護者の方も増え、様々なタイプのお子様用歯ブラシが販売されています。
一方で、乳幼児が歯磨き中に歯ブラシをくわえたまま転倒し、お口の中に歯ブラシを突き刺すなどの事故が医療機関機関ネットワークに最近数多く寄せられています。中には歯ブラシが頬に刺さり、手術・入院となった事例もほうこくされています。
年齢別では、1歳児が最も多く(46,9パーセント)、次いで2歳児(24,5パーセント)の順で、3歳以下での受傷者が多くなっています。
一方で、アンケート調査では、そう言った事故を聞いたことがあるという保護者は3割しかいませんでした。
小さなお子さんが一人で歯磨きをする際には、保護者の方が必ずそばに付き添い注意を払うようにしてくださいね!